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ピーマン農家の経営

ピーマン農家の経営モデル

収支

宮崎県有数のピーマン産地だからこそ新規就農3年目の農家でも15トン/10aの収穫量をあげており県の経営指標(12トン/10a)を上回っています。さらに、実習先(受入農家)では、20トン/10aの収穫量をあげている農業経営者もいます。

ピーマン農家収支モデル

10aあたりの収量 12,000kg
(宮崎県の経営指標)
15,000kg
(新富町/就農3年目のピーマン農家)
20,000kg
(新富町/受入農家の例)
売上 ¥6,245,743 ¥7,215,000 ¥9,620,000
面積 10a 10a 10a
10aあたりの収量 12,000kg 15,000kg 20,000kg
経費 ¥5,968,697 ¥6,374,102 ¥7,049,777
租税公課 208,284 208,284 208,284
種苗費 167,994 167,994 167,994
肥料費 239,132 239,132 239,132
農具費 12,477 12,477 12,477
農薬衛生費 141,398 141,398 141,398
諸材料費 551,251 551,251 551,251
修繕費 59,399 59,399 59,399
動力光熱費 1,104,464 1,104,464 1,104,464
作業衣料費 12,096 12,096 12,096
農業共済掛金 39,753 39,753 39,753
減価償却費 1,084,304 1,084,304 1,084,304
荷造運賃手数料 1,621,620 2,027,025 2,702,700
雇人費 623,672 623,672 623,672
地代賃借料 70,270 70,270 70,270
土地改良費 4,076 4,076 4,076
その他生産原価 3,955 3,955 3,955
その他一般管理費 24,552 24,552 24,552
所得 ¥277,046 ¥840,898 ¥2,570,223
農地

ハウスの面積としては、新富町のピーマン農家平均では40a。
(ハウス用として借りると、借地料は70,000円/10a)
農地によっては、中古のハウス付きであったり、井戸や電気設備もそのまま借りられるところもあります。

ピーマン農家農地面積

資金
一般的に、新規就農時には500万円~1,000万円の自己資金が必要と言われています。
(地域によっては、自己資金があるか否かを新規就農の条件に加える自治体あり)その他、いろいろな自治体で運用されていますが、一定の条件を満たせば、助成を受けることもできます。

・青年等就農資金: 最大3,700万円、最長12年までの無利子ローンを組める制度。
新たに農業経営を始めようとする認定新規就農者が対象
・農業次世代人材投資事業(経営開始型): 45歳未満で独立・自営就農する新規就農者に対し、農業を始めてから経営が安定するまでの期間(最長5年間)、年間最大150万円を交付

ピーマンの栽培スケジュール

収穫時期としては、11月から6月までの8ヶ月間あるため、継続的に収入を得ることができるのがピーマン生産の強み。また、冬は降雪などで生産できない地域がある中で安定的に供給することができるのは宮崎のピーマン生産の強み。需要が高まるため価格相場も高めに推移する。

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